高島屋、205億円の赤字 3~5月期、臨時休業響く

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高島屋、205億円の赤字 3~5月期、臨時休業響く
 高島屋が6日発表した2020年3~5月期連結決算は純損益が205億円の赤字(前年同期は105億円の黒字)に転落した。3~5月期決算の赤字は四半期決算を公表している03年3~5月期以降で初めて。新型コロナウイルス感染症対策のため、店舗を臨時休業したことが響いた。 売上高に当たる営業収益は前年同期比48・0%減の1162億円。新型コロナ関連の特別損失として、店舗休業中にかかった人件費など85億円を計上した。百貨店事業の訪日外国人客による免税売上高は96・8%減少した。 4月の政府の緊急事態宣言を受けて、食品売り場を除く店舗の臨時休業を実施。段階的に営業を再開し、5月27日に全店の全館営業を再開した。海外事業も営業時間短縮などで減収減益だった。 一方、外出自粛による「巣ごもり需要」のため、インターネット通販は食品が伸びた。 21年2月期の連結業績予想は新型コロナの影響を見極めることが困難として、引き続き未定とした。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 高島屋、205億円の赤字 3~5月期、臨時休業響く