【一問一答】藤井新棋聖「中盤差し回しも成長できたかな」

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【一問一答】藤井新棋聖「中盤差し回しも成長できたかな」
対局から一夜明け、会見。「探究」の文字を掲げる藤井新棋聖=大阪市福島区の関西将棋会館(撮影・南雲都)【拡大】

 史上最年少の17歳11カ月で将棋タイトルを獲得した藤井聡太新棋聖(17)が17日、快挙達成から一夜明けて大阪市福島区の関西将棋会館で会見した。王位戦七番勝負でも木村一基王位(47)に2連勝中で、竜王戦も挑戦権を争う本戦に進出。「探究」と揮毫(きごう)した色紙を披露し、「タイトルホルダーとしての立ち居振る舞いを勉強していければ」と、年内3冠へさらなる精進を誓った。 --5人目の中学生棋士。過去4人(加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明)はタイトルを獲っていた。ある意味で義務を果たせた? 「そのことについてはあまり、自分としては意識はしていませんでした。ただ、過去の中学生棋士は素晴らしい実績を残された方ばかり。少しでも近づけたからよかったなと」 --自身で最も成長したと感じる点は 「トップ棋士の方と対戦する中で自分の課題を見つけることができたこと。中盤の差し回しもデビュー当時と比べれば成長できたかな」 --大勝負ではどこを大切にしていきたい? 「棋聖戦、王位戦についても、渡辺先生、木村先生に番勝負で教わるのは貴重な機会。シリーズを通して成長したい思いはありました」 --藤井棋聖に憧れる子供たちにメッセージを 「好きなことに全力で取り組むということを大切にしてほしい」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【一問一答】藤井新棋聖「中盤差し回しも成長できたかな」