韓国検察、慰安婦団体前代表を聴取　寄付金流用疑惑

　韓国検察は１３日、元従軍慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」（正義連）の前代表の尹美香国会議員を出頭させ、事情聴取した。韓国メディアが報じた。尹氏は元慰安婦のために集められた寄付金を不正に流用した横領容疑などで告発されていた。尹氏はこれまでの記者会見などで疑惑を全面的に否定している。　正義連と共に活動してきた元慰安婦の李容洙さんが５月に記者会見し、寄付金が元慰安婦のために使われてこなかったなどと批判。その後、韓国メディアが流用疑惑などを報じ、検察が捜査に着手した。（共同）