須藤甚一郎さんの葬儀、しめやかに　長男・健太郎氏が目黒区政進出に意欲

　多臓器不全のため今月１１日に死去した芸能リポーターで東京・目黒区議、須藤甚一郎さん（享年８１）の葬儀・告別式が１９日、東京・世田谷区の公益社用賀会館で営まれ、約４０人が参列した。　長男の会社員、健太郎氏（５０）が喪主あいさつで「父が『いつまでも会社員じゃしょうがねえだろ』と言っている気がします」とポロリ。「（無所属で）いっぽんどっこの父の生き方を継承したい」と目黒区政進出に意欲を示した。　健太郎氏は現在、外資系太陽光パネルメーカーの日本支社副社長。本紙の取材に「区政の問題点を追及し、弁護士を立てずに住民訴訟までしてきた父の覚悟を自分も持てるかどうか、じっくり勉強したい」と語った。　目黒区議（定数３６）は須藤さんの死去で欠員２だが現時点で補欠選挙は行われず、次回選挙は任期満了となる２０２３年４月の予定。