白石聖「一皮むけるきっかけに」 中田秀夫監督との初仕事

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白石聖「一皮むけるきっかけに」 中田秀夫監督との初仕事
演技の引き出しを増やしている白石聖 (C)東海テレビ【拡大】

 女優の白石聖(22)が、連続ドラマ初主演で初ホラーに挑むオトナの土ドラ「恐怖新聞」(土曜後11・40、東海・フジテレビ系)。29日のスタートを前に白石がインタビューに応じ、「もし現場で憑依しているところを見かけたら私をお祓いに連れて行ってください」と笑いながら抱負を語った。 白石が演じる小野田詩弦(おのだ・しづる)は大学2年生。念願の一人暮らしを始めた途端、未来に起こる災厄を予言し読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになる。死と隣り合わせの悪夢を描くルール系ホラー。不条理な災厄に立ち向かい、降りかかる運命を変えていこうと自ら行動を起こしていくヒロインについて思いを語った。 「詩弦は自分の存在意義を探し求めている子。真面目な部分は自分と似ていて私も頭でっかちになってしまうところがある。人を助けようと自ら行動を起こすが、私だったら会ったこともない人を一から探し出し身を粉にしてまで動けない気がする」 ホラー作品は好きで「オカルト系の番組は興味津々で見てしまう。サイコキラー、ちょっとサスペンス要素がある方が好き」という。「リング」シリーズなどで知られる中田秀夫監督との初仕事だけに「不安は少ない。今後お芝居をしていく上で一皮むけるきっかけになるんじゃないかと楽しみにしている」と言い切る。 撮影前には「母親から“病まないでね、お願いだから”と真剣な表情で言われた(笑)」と明かし、自転車宅配サービスのアルバイトをしている設定なので、普段自転車に乗らない白石は「練習の時間を設けてもらった」というエピソードも。 今月10日には22歳の誕生日を現場で迎え、自身のイラストがデコレーションされたケーキをプレゼントされた。 「イラストは初めてだったのでうれしかった。その上、黒木瞳さんからは本を、佐藤大樹さんからは“恐怖新聞Tシャツ”とスパのチケットをいただいた」 中田監督とのおそろいのTシャツで、さらにテンションも上がったようだ。ドラマのキーワードは「3つのK(恐怖、外連味、共感)」。「視聴者の方々が詩弦に“共感”して一緒にびっくりすると思うので、表現や息遣いなどの引き出しをいろいろ見つけて演じていけたら」と白石は締めくくった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 白石聖「一皮むけるきっかけに」 中田秀夫監督との初仕事