小池知事、安倍首相の辞任「残念」　コロナ対策、五輪など「国との連携をしっかり」

　東京都の小池百合子知事は２８日の定例記者会見で、安倍晋三首相の辞任の意向について「残念だ。新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピックなど国と連携を図りながら取り組みを進めなければならないテーマが多々あり、国との連携をしっかり取るのは変わらない」と述べた。　小池氏は安倍首相の功績として五輪招致や経済面のほか、長期政権による外交面の人間関係構築などを挙げ「世界のさまざまな連携を進めてこられたというのは大変大きな成果ではなかったか」と評価した。　延期後の五輪開催などへの影響については「大会の成功は日本、東京にとって重要で、国や大会組織委員会などを挙げて進めていくべき課題だ」として、政府が９月に発足させる大会関連のコロナ対策会議で一体となって取り組む考えを示した。