毒蝮三太夫、内海桂子さんを追悼「今頃、好江さんとあの世で閻魔様をだましている」

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毒蝮三太夫、内海桂子さんを追悼「今頃、好江さんとあの世で閻魔様をだましている」
桂子さんの“晴れ舞台”に花束を届けた毒蝮=2018年11月撮影【拡大】

 22日に多臓器不全のため死去した漫才師、内海桂子さん(享年97)と40年近く親交があるタレント、毒蝮三太夫(84)が28日、本紙の取材に応じ、「今の芸人に刺激を与えた人。今頃(相方の)好江さんとあの世で、閻魔様をだましているんじゃないかな」と大往生した“おっかさん”をしのんだ。 新型コロナウイルス禍で写経が日常になって。今、桂子さんを思って書いていたところだよ。 最後に会ったのは2018年11月、桂子さんの「芸能生活80年お祝いの会」にスペシャルゲストで浅草公会堂へ行ったとき。サプライズで花束を持ってさ。「俺でいいのか」と言ったけど、桂子さんから「頼むなら、まむしに頼め」と言われていたようだったね。 そこでさ、謎かけをやったんだ。「芸能生活80年の内海桂子とかけて、スカイツリーとときます」ってね。「みんな見上げている」とか「1人そびえ立っています」じゃ、当たり前でしょ。ひねって「倒れそうで倒れない」って言ったら、会場がシンとして爆笑。 ナイツも驚いてたね。そしたら、桂子さんが「あんたたちより先に死なない、見送るよ。私が逝くときは、まむしを連れていくよ」って答えて、さらに大笑い。今、思うと際どい話だったなぁ。 桂子さんと知り合ったのは、立川談志(2011年没、享年75)の紹介。俺は同じ昭和11(1936)年生まれの(内海)好江さん(97年没、享年61)と仲が良かった。好江さんの旦那さんが俺と同じ日大出身でさ。「日大はいい男がいる」って、からかわれたね。漫才は相方で立つもの。好江さんだったから良かったんだろうね。だから、桂子さんは好江さんが亡くなった後、力を落としていたけど、「好江ちゃんがね…」って、よく言ってたよ。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 毒蝮三太夫、内海桂子さんを追悼「今頃、好江さんとあの世で閻魔様をだましている」