非暴力訴え女性1万人デモ ベラルーシ首都

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
非暴力訴え女性1万人デモ ベラルーシ首都
29日、ベラルーシの首都ミンスクで抗議デモに参加する女性たち(BelaPAN提供、ロイター=共同)【拡大】

 大統領選を巡り混乱が続くベラルーシの首都ミンスクで29日、女性約1万人が抗議デモを行った。治安部隊が市中心部に配置されたが、一部報道陣が拘束された以外に大きな混乱はなかった。ベラルーシのネットメディアが伝えた。 この日のデモは「女性の行進」と名付けられ、これまでに拘束されたり、治安部隊から暴行されたりした人々を支援するのが目的。非暴力を訴える女性たちは、行く手を遮る治安部隊員に花を手渡そうとしたが、隊員らは受け取らなかった。 独裁体制を敷くルカシェンコ大統領の6選が発表された大統領選後、異例の全国的な抗議行動が続く背景には、治安部隊がデモ参加者に激しい暴行を加えたことに対する女性の強い怒りがあると指摘されている。 反政権派の抗議行動では、拘束されている映像ブロガーの夫に代わって出馬し、2位になった主婦チハノフスカヤ氏が象徴的存在となっている。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 非暴力訴え女性1万人デモ ベラルーシ首都