「国民的美少女コンテスト」の第15回(2017年)グランプリ、井本彩花(16)が、17日スタートのオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(東海テレビ・フジテレビ系)に出演する。
ドラマは17、18年に放送され、シリーズ第3弾となる。今回は子供シェルター「第2ハチドリの家」が舞台で、親の虐待や失踪で家族と一緒に暮らせない子供たちに無償で親子丼を振る舞うさくら(真矢ミキ)を描いている。
傷ついた子供たちと世話焼きおばさんが織りなすヒューマン作品。このほど才能あふれる子供キャスト9人が集結した。
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井本演じる18歳の門倉真由子は、家族からの虐待をきっかけに非行に走り“ハチドリ”に入居。しかし、ある出会いが彼女の心に変化をもたらす。
シリーズ初回から見ていたという井本は出演を喜び、「真由子はせりふのないシーンや1人の場面が多いので表情を大切にしていきたい」と役作りを語る。
所属事務所の大先輩である真矢との初共演については「アドバイスをいただいたり、プライベートでも相談に乗ってくださったり…お話しするのが楽しい」と笑顔。
「食事のシーンで出てくるお料理がおいしすぎて、撮影が終わった後も食べて完食している」「今年は夏らしいことができなかったのでタイトルバックの撮影でみんなと花火ができたのもうれしかった」など16歳の素顔も見せる。
これから長く続くであろう女優生活。「真由子が過去から立ち直ろうとする姿、心情の変化をお届けできたら。生きるとは何か、生きることの大切さを教えてくれる心温まる作品で成長できるように頑張りたい」と決意を新たにした。
子供キャストは、ほかにhibiki、倉島颯良、西本まりん、清水香帆、遠藤健慎、後藤田しゅんすけ、永瀬莉子、細田佳央太。主な出演者は新川優愛、山崎静代(南海キャンディーズ)、鶴見辰吾、名取裕子。
コロナ禍における子供キャストのオーディションは“一人芝居映像”が400本以上寄せられ、異例の形式で実施された。東海テレビの中頭千廣プロデューサーは「できないことづくしの状況を打破したかったのでオーディションをあきらめたくなかった。スマホに慣れている世代だし何とか成立するだろう、と。自撮り映像は驚くほど千差万別で個性にあふれ、当初の不安を吹き飛ばしてくれた。全10話にわたる個性豊かな子供たちの雄姿をぜひごらんになって確かめてください」と声を大にしていた。
毎週土曜午後11時40分(初回は午後11時50分)から放送される。