タレント、間寛平(71)が10日に吉本興業に所属してから丸50年を迎えた。取材に応じた寛平はデビュー当時の様子を懐古。芸人の道をアシストした親友、ストリップ劇場での下積み時代、そして、5年前に亡くなった師匠の花紀京さん(享年78)との秘話を振り返り、「軽い気持ちから50年もできるだなんて思ってもみなかった」と節目の瞬間をしみじみと噛み締めた。 (取材・構成=渡辺洋次)
きょうで吉本に入ってちょうど50年。記念のイベントもやる予定でゲストも劇場も押さえていたんやけど、コロナで飛んで飛んで、淀川寛平マラソンから何から何までみんな飛んでいったわ。
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19歳だった僕はタイル店で働いていて、雨になったら休みになってん。それでミナミに遊びに行こうとしていたら、車をぶつけられて、入院した。そこに中学の同級生のタケダ君が来てくれた。そのときに新喜劇のラジオを聞いていて、「いっぺんこんなんやってみたいな~」って言ったら、タケダ君が「紹介したろか?」と言うてくれたんや。タケダ君はディスコの照明係で働いていて、そこの支配人をつないでもらって、当時、梅田にあったトップホットシアターという劇場を紹介してもらった。
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