国民的グループ、嵐がデビュー記念日の3日、無観客で収録した国立競技場ライブを配信した。ファンクラブ会員と一般に向けた2公演で、ファン投票を基に構成したこの日限りのセットリスト計40曲を熱唱。同日発売のオリジナルアルバム「This is 嵐」は約42万枚の大ヒットで“嵐祭り”の一日に。公演後のファンクラブ向け生トークでは、活動休止する来年以降のファンクラブ継続を電撃発表した。大みそかの活動休止まで57日-。5人が栄光のゴールに向け、ラストスパートに入った。
正午から配信したスペシャルコンテンツでは生トークを配信。公演前には「嵐 21st Anniversary」とデザインされたケーキで祝い、櫻井翔(38)は3日午前0時過ぎにメンバー間で「おめでとう」とメールを送り合ったことを明かした。
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公演終了後もファンのために5人の“アフターパーティー”を生配信。櫻井は「21年たって、思ってみたら想像もしなかった景色にたどり着けた。21年たって思うのは自分が強く願わないと望んだ未来は待っていない。望んだ未来が見られたのは、皆さんが支えて背中を押し続けてくれたから」としみじみファンに感謝した。
相葉雅紀(37)は「アラフェスに向かっていくコンテンツをみんなでいろいろ考えて、みんなと直でつながりながら初めてやって楽しかった。みんなと共有できて新しい形を見つけられた。僕の人生の宝物が増えました」と感激した。
活動休止する大みそかまでライブの予定は発表されていないが、リーダーの大野智(39)は「いつになるか分からないですが、またみんなでできたらいいなと思った」とキッパリ。
二宮和也(37)も「また、集まれる日が来るように、僕らはいつ来てもいいように頑張っていきたい」と意欲。松本潤(37)は「タイミングがあったらライブをやりたいなと思うし、このままみんなの前に立たずに終わるのは、やりきった感じがしない。機会があればやりたい」と前向きに語り、「皆さんと楽しめる2カ月にしたい」と年末までさらに“プレゼント”があることを示唆した。
最後に5人はシャンパンで乾杯。嵐を巻き起こした21回目のデビュー日を締めくくった。