両対局者は新型コロナウイルス感染症対策でマスクを着用し、同じようなペースで駒を並べた。立会人の福崎文吾九段が「挑戦者羽生九段の先手番で開始してください」と対局開始を告げ、羽生九段は▲2六歩と初手を指し、後手の豊島竜王が△8四歩と応じた。
両者はここまで1勝1敗の五分。通算タイトル100期がかかる羽生九段がどうリードするか。持ち時間はそれぞれ8時間。2日制対局で、午後6時の時点で手番の棋士が封じ手を行う。
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