トランプ米大統領は7日、大統領選で米主要メディアが一斉に民主党のバイデン前副大統領の当選確実を報道した後も、ツイッターに「勝者は私だ」と書き込み、敗北を認めなかった。いら立ちを示すように全て大文字で、開票作業に「不正があった」と根拠を示さないまま一方的な主張を展開、裁判で争う姿勢を示した。
トランプ氏は7日朝、首都近郊のゴルフ場に滞在。バイデン氏が激戦州で票差を広げて当選確実が時間の問題となる中でも、ツイッターに「私が勝利した。大差で」と書き込み抵抗を続けた。
昼前に各社がバイデン氏勝利を速報すると、選対本部を通じて声明を発表し、法廷闘争継続を表明。勝利を祝う大勢のバイデン氏支持者が取り囲むホワイトハウスに車列で戻った。記者団との質疑には応じなかった。
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その後、ツイッターで再び、開票作業で自陣営の立会人の監視が認められない中で「悪事が行われた」と一方的に主張。正当な票だけ数えれば自分の勝ちだと訴えた。(共同)