WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は「科学と(医療従事者の)団結力」が終息に貢献したと発言。「(冷凍技術は)アフリカに新型コロナウイルスのワクチンを持ち込む際も役立つだろう」と期待した。
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赤道州には熱帯雨林が広がり、船やヘリコプターでしか行けない村もあった。ワクチン接種に抵抗する住民がいる中、医療従事者は約57万世帯を訪れて説得を試みたという。
エボラ熱は「死の病」と恐れられてきたが、近年はワクチンの他に初期症状に有効な治療薬も開発されている。赤道州から1000キロ以上離れたコンゴ東部の北キブ州とイトゥリ州でも2018年8月から流行し2200人以上が死亡したが、今年6月に終息した。(共同)