「本当に長いことと言ったら失礼になるかもしれないけど、子どもの頃からご一緒させていただきました。一番身近に教えていただいたのは(上方狂言の)九十九折(つづら折り)。関西の歌舞伎は個人個人の形を大事にするから、『私はこうしたけど、あなたの形のものを作りなさい』と」
最後に会ったのは昨年10月の高松宮殿下記念世界文化賞授賞式。「90歳近くまで“現実”でおられ、昨年も顔見世(京都・南座)に出られた。俳優としてお幸せな人生。今はもっと長くいうのもございますが、十分にご活躍なさったと思います」としのんだ。
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