東京都目黒区の自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)罪に問われた俳優伊勢谷友介被告(44)は1日、東京地裁(村田千香子裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で「26、27歳ごろから断続的に大麻を使用していた」と指摘した。弁護側は「プレッシャーやストレスがあり、リラックスするために手を出してしまった」と訴えたほか、新型コロナウイルスの感染拡大で自宅にいる時間が長くなり、使用機会が増えたとした。
伊勢谷被告はダークスーツにネクタイを締め、黒いマスク姿で出廷し、裁判官に職業を問われると低い声で「俳優」と答えた。一般傍聴35席の抽選に344人が集まった。 起訴状によると、9月8日に自宅で乾燥大麻4袋(計約13・17グラム)を所持したとしている。伊勢谷被告は警視庁に現行犯逮捕され、同30日に保釈された。
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