お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(27)が6日、大阪城ホールで開催された合唱コンサート「サントリー1万人の第九」の総合司会を務めた。
1983年に始まった冬の風物詩で今年は新型コロナウイルスの影響で初の無観客開催となり、「第九」の合唱シーンは動画投稿を募集。のべ1万347人の動画をホールで流し、現場のオーケストラ85人、合唱団40人、ソリスト4人と“合唱”した。
動画は昨年の同コンサートで指揮者の佐渡裕氏(59)がタクトを振った映像に合わせて撮影。その音声がスピーカーから流れて、かつ現場のオーケストラと合唱団を一致しなければならないというスゴ技。出番を終えた粗品は「絶対できないと思ってた。見たことも聞いたこともない音楽に立ち会えまして、感動しました。長い音楽史にも誇れるような1日になりました」と驚嘆。さらに「無理なんですよ。本当に奇跡のコンサートです」と興奮気味で話した。
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佐渡氏は「よく1万人の方が動画投稿という形で参加してくれたのがうれしい」と参加者に感謝した。