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菅義偉首相は１３日午後、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、首相官邸で西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と観光支援事業「Ｇｏ Ｔｏ トラベル」について協議した。西村氏が東京都と名古屋市を新たに一時停止の対象とするかどうかについて自治体と調整を続けている。政府関係者が明らかにした。
首相は自民党県連とのリモート対話で「新型コロナ感染症対策分科会から、見直しをしっかりやるように提言を頂いた。西村氏を中心に各首長と調整している」と明らかにした。
東京都の小池百合子知事は内閣府を訪れて西村氏と会談。都内で今月１７日まで要請している飲食店の営業時間短縮やＧｏＴｏトラベルの一部利用自粛に関する今後の対応を協議したとみられる。小池氏は会談後、報道陣の取材に「調整中です」と述べるにとどめた。
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東京都と名古屋市を一時停止の対象に加えるかどうかは、西村氏と自治体の協議を踏まえて１４日に政府の対策本部を開き、最終的な対応を決める見通しだ。