菅首相の会食釈明、「誤解」発言に批判広がる　松尾貴史「国民は『正解』していた」

　菅義偉首相が新型コロナウイルス感染が広がる中での自身の大人数会食について「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と釈明したことに対し、ツイッター上で著名人らの批判が広がっている。芥川賞作家の平野啓一郎さんは１６日の投稿で「何か『誤解』したっけ」と疑問視。俳優の松尾貴史は「国民が何を誤解したのか。誤ったのは自分で、国民は『正解』していた」と指摘した。
　加藤勝信官房長官は１７日の記者会見で、首相が「国民の誤解」と発言した意図を聞かれ「そこに留意するよりも、首相は反省していると言ったわけだから、その気持ちが全てではないか」と反論した。

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　首相は観光支援事業「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」の年末年始一時停止を決めた１４日夜、ホテルの宴会場で経営者ら１５人前後と懇談。さらに自民党の二階俊博幹事長らと８人で、ステーキ店で会食した。１６日夜、記者団の取材に釈明を語った後も二つの会食をはしごした。