大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」に初出場する女性9人組、NiziU(ニジュー)がスポーツ6紙の合同インタビューに応じた。6月にプレデビューとして配信したデジタルミニアルバム「Make you happy」が世界の音楽配信チャートを席巻し、キュートな縄跳びダンスも話題に。今年最も注目を集めたアーティストへと躍進し、メンバーのMAYA(18)は「1年の最後、皆さんに元気やパワーを届けたい」と紅白での活躍も約束した。
メンバー9人の平均年齢は17歳。紅白史上最速となる結成(6月26日)から188日で初出場を決めたNiziUは晴れやかな表情で大みそかの夢舞台に思いをはせた。
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リーダーのMAKO(19)は「毎年見ていた番組なので、出場が決まったときは全員でうれし泣きをしました」としみじみ。MAYAは「1年の最後、皆さんに元気やパワーを届けたい」と、最高のパフォーマンスを約束した。
同グループはソニー・ミュージックと韓国・JYPエンターテインメントの共同オーディション企画「Nizi Project」で、約1万人から選抜された。
6月プレデビューのデジタルミニアルバム「Make you happy」は、世界の音楽配信サイトで110冠を達成。表題曲の縄跳びダンスも話題となった。今月2日には総括プロデューサーで韓国人歌手、J.Y.Park(49)が書き下ろしたシングル「Step and a step」でデビュー。オリコンなどのランキングで1位に輝いた。
今年の音楽シーンを席巻したが、デビュー前の昨年末は韓国で合宿中。RIMA(16)は当時、「私たちはどうなっているんだろう」と不安だったことも明かした。
現状、コロナ禍でライブの機会に恵まれないが、RIKU(18)は「公園の海岸を散歩していたとき、小さい女の子が『Make you happy』を踊っていて。かわいくて、すごくうれしかった」とヒットを実感していた。
最年少のNINA(15)は14日後に紅白が迫るが「終わったらみんなでお餅を食べたい」と、メンバーと迎える新年が待ち遠しい様子。
今後の目標についてRIKUが「東京ドーム公演」と掲げると、MAYUKA(17)は「47都道府県ツアー」を提案。さらにRIKUは「感動的な場面ではバラード。歌いながら泣いて『みんなありがとう!』って…。そこまで想像しています」と楽しそうに念願の初ライブを思い描いていた。