23日に心筋梗塞のため82歳で亡くなった作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんの訃報を受け、なかにしさんが手掛けた「心のこり」など歌う歌手の細川たかし(70)が25日、日本コロムビアを通じコメントを発表。「天国でゆっくりとお休み下さいと祈るばかりです」と悼んだ。
以下、コメント全文。
なかにし礼先生の訃報を聞き、また一人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません。長い間闘病されていたと聞いていたので今は天国でゆっくりとお休み下さいと祈るばかりです。
先生とは私のデビュー曲『心のこり』を作詞して頂いたのが最初の出会いでした。「私バカよね おバカさんよね」冒頭の歌詞が余りにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子供に「あっおバカさんが歩いてる」などと言われる程でした。元々タイトルが『私バカよね』でしたがデビュー曲でこのタイトルは可哀想だと先生が『心のこり』と付けてくれたんです。
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その七年後『北酒場』も先生の作品で私にとっての代表曲です。
先生本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りしております。
細川たかし