昨年、一昨年のような億単位の値は付かなかったが、都によると、統計のある1999年以来7番目の高値となった。
競り場にはつやつやと輝くマグロが並んだ。午前5時すぎに競りが始まると、独特の発声や手の合図で次々と落とされた。
今年は新型コロナウイルスの影響で一般客の見学は中止に。競りの参加者はマスク姿で臨んだ。市場関係者にコロナ感染者が多数出たことから「3密対策に協力をお願いします」とのアナウンスが繰り返し流れた。
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昨年の初競りでは276キロの大間産マグロが1億9320万円、一昨年は278キロの大間産が3億3360万円でそれぞれ落とされた。
競りの見学は昨年12月26日以降、中止となっている。