日産は新型コロナウイルス感染拡大や過去の拡大路線の影響で業績が大きく落ち込んでおり、2021年3月期の連結純損益は6150億円の赤字を見込んでいる。
ただ自動車販売は、米国や中国を中心に新型コロナによる落ち込みから回復しつつある。待遇を改善し人材を確保することで、競争力を強化する狙いもあるとみられる。
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日産は昨年5月の中期経営計画で、海外工場の閉鎖などで世界の生産能力を2割削減すると発表。コスト削減による業績回復を目指している。