日本と中国、韓国の美術系大学の大学院生が共同制作した短編アニメが完成し、お披露目をかねたシンポジウムが22日、オンラインで開かれた。新型コロナウイルスの影響で対面での作業は行わず、インターネット上のやりとりだけで作り上げた。
アニメは6分余りの映像と音楽で、コロナ禍を生きる人々を励ます内容。マスク姿の少女が荒廃した都市を抜け出す物語など5部構成となっている。東京芸術大と中国、韓国の大学の院生約30人が5グループに分かれ、昨年8月17~29日にオンラインミーティングを繰り返すなどして作業を進めた。
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東京芸大の岡本美津子副学長はシンポジウムで情報通信技術(ICT)の発達で映像分野の国際交流は今後一層容易になるとの考えを示し「継続が大切」と述べた。
アニメのタイトルは「五行交響曲」で、日中韓学生アニメーション共同制作「Co-work」のウェブサイトから視聴できる。