政府は新型コロナ治療薬として「レムデシビル」と「デキサメタゾン」の2つを承認している。アビガンに関しては希望する患者に「観察研究」という形で投与を認めており、医療機関が既に広く使っている。政府が承認すればさらに利用が拡大しそうだ。
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アビガンを開発したグループ会社の富士フイルム富山化学(東京)は昨年10月、厚生労働省に承認申請した。厚労省の専門部会は「現時点で得られたデータから薬の有効性を明確に判断することは困難」として同年12月、承認を見送った。