密輸コロナワクチン使用　比の中国特使を調査へ

　フィリピン食品医薬品局は２４日、トゥルフォ中国特使が密輸された未承認の中国製新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたとして、調査に乗り出す方針を表明した。フィリピンメディアが報じた。
　トゥルフォ氏は地元紙のコラムニストも務めており、２０日のコラムで、昨年１０月に他の政府職員や既に無許可接種が発覚している大統領警護隊員らとワクチン接種を受けたことを認めた。テレビ局のインタビューに対しては、密輸した友人を通じて入手し、閣僚級の人物や上院議員と使用したことも明かした。
　ワクチンは中国医薬集団（シノファーム）製だったが、フィリピンではまだ承認されていない。（共同）

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });