他の2人は建設業、小松園竜飛被告(29)と無職、酒井佑太被告(24)。
守下実裁判長は、粘着テープで口をふさいだり、首を圧迫したりして窒息死させたとする検察側主張について「目立った内出血が見当たらず、疑問が残る」と退けた。その上で、事件によるストレスで持病の慢性心不全が悪化し、死亡したと判断した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
判決理由で「被害者の病状を知り得ず、死亡させるリスクを想定するのは容易ではなかったものの、犯情は悪く、強い非難に値する」と述べた。
判決によると、3人は19年2月28日、江東区のマンション一室で、住人の加藤邦子さん=当時(80)=の口を粘着テープでふさぐなどし、慢性心不全を悪化させて死亡させた。事件直前の同日未明、長野県佐久市のブランドショップに侵入し、財布など約230万円相当を盗んだ。