「アポ電」強盗致死で有罪 男3人に懲役28~27年

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「アポ電」強盗致死で有罪 男3人に懲役28~27年
 東京都江東区で2019年、電話で資産状況を尋ねる「アポ電」後に強盗目的で高齢女性宅に押し入り、死亡させたとして、強盗致死罪などに問われた無職、須江拓貴被告(24)ら男3人の裁判員裁判で、東京地裁は9日、須江被告に懲役28年、他2人に懲役27年の判決を言い渡した。求刑はいずれも無期懲役だった。
 他の2人は建設業、小松園竜飛被告(29)と無職、酒井佑太被告(24)。
 守下実裁判長は、粘着テープで口をふさいだり、首を圧迫したりして窒息死させたとする検察側主張について「目立った内出血が見当たらず、疑問が残る」と退けた。その上で、事件によるストレスで持病の慢性心不全が悪化し、死亡したと判断した。

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 判決理由で「被害者の病状を知り得ず、死亡させるリスクを想定するのは容易ではなかったものの、犯情は悪く、強い非難に値する」と述べた。
 判決によると、3人は19年2月28日、江東区のマンション一室で、住人の加藤邦子さん=当時(80)=の口を粘着テープでふさぐなどし、慢性心不全を悪化させて死亡させた。事件直前の同日未明、長野県佐久市のブランドショップに侵入し、財布など約230万円相当を盗んだ。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「アポ電」強盗致死で有罪 男3人に懲役28~27年