1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで“平成の三四郎”と呼ばれた古賀稔彦さん(24日死去、享年53)の訃報により柔道界は悲しみに包まれているが、その日本柔道史上初のワンマッチ代表決定戦を回顧する番組が30日に放送される。
フジテレビ「村上信五∞情熱の鼓動」(火曜深夜1・35、関東ローカル)の第一部で、昨年12月13日に行われた「東京五輪柔道66キロ級日本代表決定戦」(阿部一二三VS丸山城志郎)を振り返る。
代表決定戦は異例ともいえる24分の激闘の末、阿部が代表権を勝ち取ったが、番組では初めて阿部、丸山両選手のロングインタビューを敢行。貴重な肉声と関係者の証言をもとに“24分間の真実”をひもとく。
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放送開始から20回目の節目となる今回は初の2時間スペシャル。同局の田中大樹プロデューサーは「24分間の激闘にはさまざまな技術、戦術、思いが詰まっていて、フジ“柔道チーム”が総力を挙げて作り上げた。2人の証言で戦いを振り返るのは番組が初となる。何度も試合を見て研究し、インタビューに臨んだ村上さんと宮司愛海アナウンサーが知られざる真実をたくさん引き出してくれました」と語る。
「情熱の鼓動」は、東京2020五輪で活躍が期待されるアスリートたちを特集してきた番組で、フジ系五輪メーンキャスターに就任した村上はこれまでにバドミントン・桃田賢斗、体操・内村航平、柔道・大野将平ら多くのアスリートと対談した。
今回は第二部で初となるウィンタースポーツ選手へのインタビューにも挑む。1人目は18年の平昌五輪で金・銀・銅メダルを獲得したスピードスケート界のエース、高木美帆。2人目はフィギュアスケートの次世代エース、17歳の鍵山優真に密着する。