ＮＨＫ番組宣伝減らす　視聴者の批判受け

ＮＨＫが番組の合間に放送する、インターネットサイト「ＮＨＫアーカイブス」を紹介する映像【拡大】

　ＮＨＫの前田晃伸会長は１日の定例記者会見で、番組宣伝を減らし、空いた時間を「新しいＮＨＫらしさを伝える情報発信の場」に充てると発表した。
　従来、番組の合間は民放のＣＭのような趣で、視聴者から「番組宣伝が多い」と指摘が出ていた。前田会長は「私も民放のコマーシャルとどう違うのかと思っていた」と述べた。
　ＮＨＫは１日から、経営方針やサービスの利用方法、国連の「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」を踏まえた取り組みなどについて説明する１、２分の放送を番組の合間を使って始めた。