【こちらサンスポ社会班】変異株、29歳死の恐怖 4月下旬退院の会社員が闘病3週間を語る

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【こちらサンスポ社会班】変異株、29歳死の恐怖 4月下旬退院の会社員が闘病3週間を語る
新型コロナ専用病床。男性は“死の恐怖”と闘い続けた(男性が入院した病院ではありません)【拡大】

 新型コロナウイルスの変異株に感染して入院し、4月下旬に退院した東京都内在住の男性会社員(29)が本紙の取材に応じ、発症から退院まで約3週間の闘病の様子を赤裸々に明かした。英国株感染で“死”を強く意識するほど苦しみ抜き、抗ウイルス薬「レムデシビル」を投与されるまでに至った。若年層でも重症化リスクが高いとされる変異株の恐ろしさを証言した。
 4月4日の朝、起床した際に感じた「喉の引っ掛かり」が“悪夢”の始まりだった。後に判明する変異株感染。男性は29歳の若さで、死を意識することになる。

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 同夜には37度台の発熱もあった。軽い風邪をひいたときのように翌朝には治まるだろう、と思いながら寝床についた。翌朝も37・5度。「もしかしたらコロナかも…と初めて思いました」。都発熱相談センターに連絡し、近所の病院に駆け込みPCR検査。翌6日、陽性と判明した。
 「会食はしていないし、マスクや手指の消毒も欠かしていない。なぜ感染したのか心当たりがなく、今も不明です」
 保健所から、自宅かホテルでの療養になるといわれた。一人暮らしの自宅で連絡を待つうちに熱は38度台に上がり、食欲がなくなった。息も苦しい。7日に肺のレントゲンを撮って「肺炎」と診断され、入院することが決まった。
 「せきがひどくなり、吐きそうになるほどでした」。倦怠(けんたい)感が強く、入院用の約2週間分の着替えを準備するのもつらかった。8日、保健所の担当者が防護板装備のタクシーで迎えに来て、都内の大学病院に入った。
 病棟では看護師らがフェイスガードにマスク、全身をビニールで覆っていた。入院時の検査で英国株に感染したと判明。ちょうど変異株感染の拡大が報じられ始めた頃だった。病室のテレビでも「感染力が強く若年層でも重症化リスクが高い」と伝えていた。ネットで調べると「感染から1週間弱が山場」と…。
 恐怖に襲われた。“死”を強くイメージした。息はさらに苦しくなり、せきも収まらない。体はだるい。思考力も低下した。「死んでたまるか」と言い聞かせ、食欲はなかったが出された3食を無理やり口に運び何とか8割方は食べた。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【こちらサンスポ社会班】変異株、29歳死の恐怖 4月下旬退院の会社員が闘病3週間を語る