福岡の一家4人強盗殺人で死刑執行 森法相、就任後初命令

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福岡の一家4人強盗殺人で死刑執行 森法相、就任後初命令
 法務省は26日、福岡市で2003年に一家4人を殺害し、強盗殺人罪などで死刑が確定した中国人の元専門学校生魏巍死刑囚(40)=福岡拘置所=の刑を同日午前に執行したと発表した。今年8月2日以来で、森雅子法相が就任後初めて命令した。 今年の執行は3人目。昨年は、7月にオウム真理教による一連の事件で松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=ら13人と、12月に2人の計15人の刑が執行された。第2次安倍政権以降では計39人。 確定判決によると、魏巍死刑囚は03年6月、他の中国人2人と共謀し、福岡市の衣料品販売業松本真二郎さん=当時(41)=方に侵入。松本さん夫妻と長男、長女を殺害するなどし、金品を奪った上で、4人に重りを付け博多港に遺棄した。松本さんは溺死だった。 弁護側は関与は従属的などとして、死刑回避を求めたが、福岡地裁は05年5月、求刑通り死刑判決。福岡高裁も一審を支持し、最高裁が11年10月に上告を棄却し、死刑が確定した。共犯の2人は中国で裁判を受け、1人が死刑となって05年に執行。もう1人は自首などを理由に無期懲役が確定した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 福岡の一家4人強盗殺人で死刑執行 森法相、就任後初命令