山田洋次監督「渥美さんを超えて50年の歴史が主役」 『男はつらいよ-』27日公開

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山田洋次監督「渥美さんを超えて50年の歴史が主役」 『男はつらいよ-』27日公開
寅さん役の渥美清さんを思い、感慨深げな左から倍賞、吉岡、山田監督、後藤、浅丘 =東京・有楽町(撮影・福島範和)【拡大】  女優、倍賞千恵子(78)、俳優、吉岡秀隆(49)、山田洋次監督(88)らが26日、東京・丸の内ピカデリーで27日公開の映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」の舞台あいさつを行った。 故渥美清さん演じる寅さんの妹、さくら役の倍賞は「お兄ちゃんがどこかで『山田さん、さくら、よく頑張ったな』と言って見てくれている気がしながら撮影していた」と涙。「お兄ちゃんもきっと喜んでいる」と天国に思いをはせた。 寅さんのおい役の吉岡は「おじさんが『ずっとそばにいたんだよ。だから50作目ができたんだろ』と言ってくれている気がする」と笑顔。山田監督は「どうしても渥美さんが主役になるけど、それを超えて50年の歴史が主役。今までの人生を振り返って、いろんなことを考えられる映画になった」と胸を張った。 後藤久美子(45)や浅丘ルリ子(79)、夏木マリ(67)ら豪華出演陣も登壇した。
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