【朝ドラのころ】斉藤由貴(4)撮影終わり心に穴も紅白出場で充実の一年に

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【朝ドラのころ】斉藤由貴(4)撮影終わり心に穴も紅白出場で充実の一年に
「はね駒」の活躍で、86年の“顔”として紅白歌合戦の司会に抜てきされた斉藤。右は加山雄三=1986年撮影【拡大】  「はね駒」は明治から大正へと移り変わる激動の時代の話。差別、偏見と闘いながら男の世界に女性が入っていく物語ですが、好奇心の高い女性を演じて、かわいげがなくなっても駄目。かといって変に生ぬるいと仕事に対する情熱が出てこない。難しい役でした。 そのような一人の女性の生涯を演じるのは、このドラマが初めてで、撮影が終わったときは心に穴が空いたような、“もう一人”の自分がいなくなってしまったような寂しい気持ちになりました。 一週間のうち5日くらいはNHKに通い、朝から晩までスタジオに缶詰め状態。NHKは、吹き抜けの中庭がある食堂まで行かないとお日さまの光を見ることができませんでした。だから、メニューを覚えてしまうくらい毎日食堂へ行って息抜き。それがある日、突然なくなってしまうのは変な感じでしたね。本当に寂しかったです。 この年は「はね駒」の撮影が終わる頃に並行して初のミュージカル「レ・ミゼラブル」のコゼット役が決まり、11月に本場のロンドンへ同作を見に行きました。「朝ドラの斉藤由貴」「アイドルの斉藤由貴」と一切関係のない場所。心底深呼吸ができる自由な感じで、すごく楽しかったです。 【続きを読む】
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