ゴーン前会長宅を家宅捜索 東京地検、逃亡の経緯確認

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ゴーン前会長宅を家宅捜索 東京地検、逃亡の経緯確認
 東京地検は2日、レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)が保釈条件で指定されていた東京都港区の住宅を捜索した。出入国在留管理庁のデータベースに被告の出国記録はなく、東京地検は入管難民法違反に当たるとみて、警察や入管庁と連携し捜査に乗り出した。住宅周辺の防犯カメラの映像を分析するなどし、出国の経緯や手助けした人物を調べる。 ゴーン被告がフランスの旅券(パスポート)1通を鍵付きのケースに入れて携帯していたことも、関係者への取材で判明。海外メディアの報道では、被告はレバノン入国の際にフランスのパスポートを所持していたとされる。 ゴーン被告はフランス、レバノン、ブラジルのパスポートを所持。フランスのパスポートは何らかの理由で2通あり、4通全てを弁護団が預かっていた。 しかし保釈後、ゴーン被告に法律上のパスポート携帯義務が生じ、東京地裁は、フランスのパスポート1通を鍵付きのケースに入れた状態で携帯できるよう保釈条件を変更したという。鍵は弁護団が管理していた。 ゴーン被告の友人や海外メディアの報道などによると、被告は自宅に呼んだ音楽隊の楽器箱に入って移動。昨年12月29日夜に関西空港から出国した可能性がある。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ゴーン前会長宅を家宅捜索 東京地検、逃亡の経緯確認