中国、原因不明の肺炎発症者44人に ウイルス特定続ける

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中国、原因不明の肺炎発症者44人に ウイルス特定続ける
 中国湖北省武漢市当局は3日、原因不明のウイルス性肺炎の発症者が44人に増えたと発表した。ウイルスの特定を続けており、インフルエンザ感染などによる「よく見られる呼吸器疾病の可能性は排除した」という。 主な症状は発熱で、一部は呼吸困難の症状もあるといい、44人中11人が重症。患者の一部は感染者が多く出た市内の海鮮市場の経営者で、濃厚接触者約120人の経過観察を続けている。医療スタッフを含め、人から人への感染は確認されていない。 この問題を巡っては、2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生したとの情報がインターネット上で一時出回り、当局が「現時点で原因は不明」と否定。地元公安当局はデマを流したとして8人を処罰した。 武漢市当局によると、昨年12月以降、市内で原因不明の肺炎が多発。12月末までに27人の発症を確認していた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中国、原因不明の肺炎発症者44人に ウイルス特定続ける