徳光和夫、NHK紅白歌合戦に苦言「原点を失っている」

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徳光和夫、NHK紅白歌合戦に苦言「原点を失っている」
徳光和夫【拡大】  フリーアナウンサー、徳光和夫(78)が4日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・0)に生出演。昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」に苦言を呈した。 オープニングトークで「紅白」に触れて、「一番がっかりしたのはよみがえった美空ひばりさんでした。まったく僕はピンと来なかったですね」とAIで復活した美空ひばりさんへの思いを吐露。「あれでしたら、ひばりさんの姿でもっとうまくできるんじゃないかなと思ったんですね。昔の映像を取り入れたりして」と提案した。 さらに「紅白」に対し、「あえて一言言わせてもらいますならば原点を失っているんじゃないかなということなんですよね。歌合戦としての要素が年々希薄になっているんじゃないかな」と指摘。「特別企画の名の下に歌合戦の祭典に関係しない形のアーティストの登場回数がちょっと多すぎるような気がいたしまして。結果、トータルでの出場者数が増えて1曲あたりに費やす時間が相対的に短すぎるんじゃないかなと思うんです。だから島津亜矢さんとか天童よしみさんとか歌の名手に割り当てられる時間が2分間程度というのは歌合戦を掲げる番組としましては物足りない感じがしたんであります。ハッキリ言わせてもらえれば」と断じた。 「もっと歌をじっくり聴かせる番組として回帰してほしい。内容が盛りだくさんすぎて焦点がぼけちゃったんじゃないかなと思った」と感想を述べ、「演出も非常に抜けるような演出でいろんな年齢を考慮してなんでしょうけど、八方美人演出よりも歌にこだわった、歌合戦にこだわった演出をしてもらいたいと私は勝手に思いました」と語った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 徳光和夫、NHK紅白歌合戦に苦言「原点を失っている」